基本的にさいたま市内に限らず自分たちでゴミ屋敷や遺品整理などをするのであれば絶対に用意しておきたいものを紹介しておきたいと思います。
ただ、少しづつ片付けたりする場合や近くのゴミ集積所などに出していくやり方の場合でストあまり参考にならない場合もありますのでその辺についてもご了承ください。
1.さいたま市に限らずゴミ屋敷や遺品整理後の片付けで絶対に用意しておくと便利な道具
これは絶対に用意しておくといいものについて記載しておきます。
さいたま市に限らず使用できる市町村が多いと思いますのでその辺についても参考にしてもらえると幸いです。
・ビニール袋(厚手0.04mm)
これは用意しておくとかなり使い勝手がいいです。
遺品整理やゴミ屋敷などの片付けを行う場合、相当な荷物の量があるため、荷物を仮においておいたり、段重ねをして保管しておく場合に薄手のビニール袋だとその段階で破けてしまったりします。
そうすると当然ゴミを袋の中に戻したり、ゴミ自体を再度袋に入れなおす作業が増えるため、結果として二度手間、三度手間になってしまうことが多くなります。
この0.04mm厚手のビニール袋の場合ですと、基本的にものが突き破らない限りは多少荒く扱っても破けません。
また、戸建ての2Fだとたくさん荷物が出てきますが、そういう時に衣類や紙などをまとめて投げ下ろすときなどには破けて飛散したりしづらいので投げ出しを検討されている場合にも非常に有意義に使用することが可能です。
また、女性だけで片付けをする場合や男性でもあまり力がない方や高齢者の方が自分たちで片付けをする場合は45Lのビニールがいいと思います。
このサイズであれば入れられる量に限りがあるので重すぎるということもないので比較的簡単に運び出せます。
また、男性が主体であれば70Lのほうがいっぺんに入れられる量も多く片付けをする際に運び出しする回数が減りますのでその辺についても参考にしていただけると幸いです。
また、戸建て一件分ぐらいになると最低でも70L10枚入りで20~30セットぐらいは必要になると思います。
45Lの場合はその1.5倍程度は必要になる点も覚えておく必要があります。
ただ、さいたま市以外の場合はゴミ出しの場合に指定袋出ないとダメな場合があるのでその点については気を付けましょう。
・プラスチック製の手箕(てみ)
これはどちらかというと遺品整理ではあまり必要ないかもしれませんが部屋の中の片付け以外などの場合にあると便利ですので一つぐらいはどのような片付けをやるにしても必要かもしれません。
特にゴミ屋敷のように同じようなゴミがある場合は非常に便利です。
使い方としては一般的な手箕と同じ使い方でどこかに一か所にまとめておいたゴミや細かなゴミだけを仕分けてまとめて捨てるときにする簡易の入れ物などにもなります。
特にゴミ屋敷は可燃ごみなどの特定のゴミが大量に出てくるのでそういう時に角などにまとめて置いておいたものをまとめてビニール袋などに入れる際にまとめて入れられるので非常に便利です。
てみにも色々なサイズがありますが使いやすいのは一番小さなサイズで安ければ300円程度で買えるものもあるのでゴミ屋敷片付けをするのであれば必要に応じて購入してもらえるといいと思います。
・箒
当たり前ともいえますが箒は用意したほうがいいと思います。
掃除機でも構いませんが基本的にゴミの量が多いので掃除機だとすぐにいっぱいになってしまうことや意外と大量のゴミを吸い続けさせてしまった結果、掃除機が壊れてしまったケースなどがあるのでできる限り掃除機を使用する前に箒等で大まかなゴミを取り除いてから掃除機をかけることをお勧めします。
実際購入する箒は何でもいいのでシュロ箒でも室内用の箒でも構いませんが、少し腰のある箒を選ぶほうがいいと思います。
また、箒は壁などについたほこりなどを落とす際にも使用できるのでできるだけ柄が長いものを用意するのもポイントだと思います。
・ゴミ袋が入れやすい、ゴミ箱、段ボール箱など
当然ながらゴミ屋敷や遺品整理などの部屋の片付けについては大量にゴミが出てきますのでしょっちゅう袋を交換することになります。
その中でゴミ袋をそのまま利用してゴミを入れるというやり方もありますが大量に色々な分別をしながらゴミを仕分けていくには袋を持ち替えて分別を行うのは非常に効率的ではありません。
ですので事前にゴミ袋の口が開いた状態で分別を行いますが、種類ごとにゴミ箱を用意するのは非常にコストがかかります。
そこでゴミ袋を入れるだけであれば段ボール箱を代用するのがいいかと思います。
段ボール箱についてはあまり大きすぎずそこが少し深いものがいいと思います。
その際に袋がうまくかからない場合は切込みなどを入れてその部分に袋をひっかけるなどうまく工夫をすれば何種類でも袋をひっかけるゴミ箱を用意することができます。
また、入手も近くのスーパーなどに行っても簡単に手に入りますが、少し丈夫めの段ボールのほうがいいと思いますのでビニール袋や箒などを購入する際に一緒にホームセンター等でいい箱を探してくるのもいいかもしれません。
以上は最低でも遺品整理やゴミ屋敷を片付ける際には絶対に用意してもらいたい掃除道具になります。この辺りは用意してから作業を進めるといいと思います。
2.さいたま市内の建物形状によって用意したい道具
さいたま市などの場合、戸建てやマンション、アパートなど色々な形状の建物があると思います。
その中で用意しておきたい道具を一緒にまとめておきたいと思います。
・敷布団などの厚手の布団
これは戸建てや低層のアパートなどの2Fぐらいの片付けをする際にあると便利な道具です。
1のビニール袋の欄でも書いてある通り、家一軒、部屋すべての片付けは荷物の量が相当出てきます。
片付ける場所にもよりますがアパートや戸建ての場合だとベランダの真下などが庭などである場合はまず、取り纏めたゴミを部屋の外に出すためにベランダなどからおろしてしまったほうがいい場合があります。
一番は荷降ろしの省力化ではありますがまとめたものを部屋の中に入れておくと作業スペースが広がらないため、窮屈な中で色々なものを置いてしまうと作業スペースがないため、片付け自体が進みません。
ですが、ビニールに入れた状態でそのまま、投げるにしてもロープで下すにしてもそのまま地面に当たってしまうと袋が破ける原因になってしまいます。
そこで、ゴミを上からおろして置く前に家の中にある布団類を一通り探して先におろします。それらを敷き詰めた上に荷物を降ろせば、袋が破れづらいですし、おろした時の消音効果が出ますのでより安全に作業をすることができます。
実際に家の中にない場合はしょうがないですができる限りこれらをまとめて下すときには準備しておくといいと思います。
・荷物運搬用の台車 かご台車
これらはマンションなどの移動フロアが大きい物件などで遺品整理やゴミ屋敷などの片付けをする場合には非常に重要な道具となります。
一般的に冷蔵庫や洗濯機、また、それら以外の大物の家具を移動させるときにマンションなどは移動距離が長いので移動事態に非常に時間がかかります。
その時に台車があれば載せて移動ができるので非常に便利です。
また、かご台車については上記の利用以外に大量の袋ゴミや段ボールに入れた荷物を運び出す際に利用することができます。
かご台車のメリットはゴミを段重ねして多くの荷物を運搬することが可能な点です。
ということは必然的に運搬する回数を減らせる点や重い荷物でも簡単に移動できる点があり、高層のマンションなどでエレベータがあり、トラックまでの距離が長い物件については絶対に合ったほうがいい道具です。。
ただし、かご台車にしても台車にしてもエレベータなどを利用できる環境があれば、それらの寸法に合うものであるかが重要になってきます。
利用するときにはエレベーターの間口などに合うものかどうかを選定することやエレベーターなどがない物件などの場合は横運びの分だけの移動になってしまうため、そのような場合は利用するかどうかをトラックまでの距離を考えて運用するかしないかを考えたほうがいいといえるので状況を見極めて用意するのがいいと思います。
3.自分たちで片付けた荷物をさいたま市内の処理施設などに持ち込む際に便利な 車両 と 道具
自分たちでゴミの分別が完了し、ゴミを運搬する段階になったときに一般的な乗用車だと運ぶのが難しいので小型トラックや軽トラックを借りると思います。
1ルームの片付け程度であれば軽トラック1台あればことが足りますが、戸建て一件分の遺品整理やゴミ屋敷などの片付けの際には荷物の量が多くなるので少し大きめなトラックを用意することになると思います。そこでその際にあると便利な機能が付いたトラックもありますのでそれらも含めてレンタルなどを検討してもらうのもいいかもしれませんのでこちらではそのようなときに便利で比較的レンタルできる車両をご紹介します。
・車両形状によって用意しておいたほうがいい道具・・・ ロープなどの荷縛り用具とコンパネなどのあおり板
平トラック関連をレンタルする場合は用意しておいたほうがいいと思います。特にあおりが低い普通のトラックですとそれほど荷物が載りません。
ですのである程度の荷物を載せられるようにトラックの左右の高さをかさ上げしないとならないのでコンパネ等の板を横にして90cmぐらいかさ上げします。
実際かさ上げを行ってこのぐらいの高さに一般の家庭ごみを入れて処理場に持ち込んだとしても過積載などになることはまずありません。
ただ、大量の金属やせとものや瓶などを捨てるとなると話は違うと思いますのでその辺についての場合は量を見て捨てるようにしてもらうといいと思います。
また、借りた車両が平トラックではなく、ホロ車両やアルミボックス車両の場合は必要ないと思いますのでその辺については必要に応じて用意してください。
写真はホロトラックの写真。こういう車両であればロープやコンパネはなくても大丈夫ただし、後ろ側に袋物などを置く場合はなだれ込まないように処置する必要があるので注意して載せること。
・大きな家具や家電品がたくさんある場合・・・パワーゲート付トラック
※写真の手前のあおり部分がパワーゲート部分でこの部分が下まで下がって荷台までの荷揚げ荷卸しをサポートしてくれる。
大物の家具や家電品が多い場合は、一般的な平トラックの車両よりもパワーゲート車をお勧めします。パワーゲート車両の場合、後ろのあおり部分などに油圧を用いたゲートがついていますのでそれを地面まで降ろして荷物をトラックの荷台の高さまで上げてくれるので荷揚げするときに体力を消耗しないので非常に便利です。特に粗大ごみなどが多い場合や大きいたんすや冷蔵庫などが多い場合には非常に便利に利用できる車両ですのでこちらを利用することをお勧めします。
・袋ゴミなどが多い場合や、紙などの目方があるものの運搬をする場合・・・2tダンプ車両
袋ゴミや、紙などの目方が多くおろすのに時間と体力を取られそうなものが多い場合はダンプ車をお勧めします。
特にゴミ屋敷などの場合、大量に雑誌などが出てくることや弁当ゴミなどのゴミが出てくる場合があります。
その割に家具の割合が少ない場合などはダンプ車両のほうが荷卸しをするときに楽なのでこちらを利用する法をお勧めします。
・特殊なケースで色々なものが大量にあり、それぞれをきれいに仕分けながら運搬処理する場合の車両・・・アームロール車
どちらかというと店舗や事務所、戸建て一件ゴミだらけのゴミ屋敷などの片付けなどを行う際に利用することをお勧めします。
この車両は荷台のコンテナが上げ下ろしできるので必要に応じておろして使用したりできます。
また、もう一台コンテナを用意すれば種類ごとに処分先にもっていったり、ピストンで交互に運搬するなどができます。
ただ、この車両はレンタル料金も高く、車両自体が特殊であるため、あまり見かけない点などもあり、なかなかお目にかかる点が少ないと思いますのでどうしても利用しないとならない現場でなければ上記の二車種をお勧めします。
また、一般的にこれらは荷物の割合が多い場合にどちらを利用するかを考えたほうがいいと思いますが、戸建て一件程度でどちらかを利用しなければならなければパワーゲート車両のほうが手降ろししないとならない処理場などもあるのでこちらのほうが使用状況によっては便利ともいえます。
さいたま市内でゴミ屋敷や遺品整理などで利用する道具類・まとめ
ここではゴミ屋敷や遺品整理などの色々なケースに合わせて用意するものを変えていくことを記載していきました。
片付ける現場次第ではありますが状況によってはほかにも用意しないとならないケースもありますがおおむね、多くの現場はこれらがあればある程度はこなしていけると思います。
他にも色々な便利な道具がありますが、個人レベルで用意するには難しいものもありますのでまずはこれらを利用して片付けてみてはいかがでしょうか?