さいたま市内でゴミ屋敷や遺品整理を自分たちで行う際に知っておきたいこと。~ゴミの処理編~
こちらでは例えば、近所に兄弟や家族、親せきなどが住んでいて自分たちで遺品整理やゴミ屋敷などの部屋や家の中にある残置物を片付ける場合にどのような段取りを取るのがいいのかという自分たちでセルフ的に片付けを行っていきたい方への情報ページです。
今回は、まず片付けを始める前に片付け始めれば確実に出てくるゴミの処分先について記載していきたいと思います。
1.さいたま市内の遺品整理やゴミ屋敷などのゴミの処分先をどうするか?
遺品整理やゴミ屋敷などの部屋の片付けを行う場合、必ずと言っていいほど、大量にゴミが出てきます。
出てくるゴミも色々で、生ごみや雑多な可燃ごみ、地域によって色々ですが燃やさない不燃ごみ、衣類や紙、ビンなどの資源ごみ、家具や家電品、布団などの粗大ごみなどほかにも色々な種類のものがありますが片付けを行うということはこれらを適切に分別を行った後に、それぞれの地域に合わせた処理方法の場所に処理を委託する必要があります。
また、産業廃棄物とされる建物の柱などの木材や自動車、バイクなどのパーツ部品、未使用の消火器やコンクリートなどは特殊な廃棄物として産業廃棄物扱いになり、引き取り自体を行わない市町村が多い点も気を付けなければなりません。
どのようなものがそれらに当たるのかをしっかり把握した時点で片付けを行っていく必要があるので片付けを自分たちで行う場合については事前にそれらの片付けを行う内容について確認をしていただき作業を始める必要があります。
その上で片付けを行う際にどのごみをどういう風に廃棄を進めるのかも重要になります。
先ほどから上げているようにゴミ屋敷や遺品整理などの部屋の片付けを行う場合、とにかく大量の荷物が出てきます。片付けを行っていくうちに荷物がたくさん出てくることを考えると定期的に処分を行いながら部屋の片付けを行っていくか、ゴミ自体が取り纏めた順に指定される清掃工場などにもっていくかする必要が出てきます。
例えば、遺品整理などの通常の部屋の片付けで取り纏めたゴミをどこか隅においておける環境であれば、普通のゴミ出しなどで何日かに分けてゴミを捨てることも可能だと思いますが、ゴミ屋敷のような状態の場合ですとゴミ自体が大量にあるため、部屋が狭く、取り纏めたゴミを置いておくスペースなどがない場合、順番にゴミを捨てていくようにしなければ作業を進めていくこと自体が難しいと思います。
特にゴミ屋敷などの場合は休日に作業を行うとゴミの回収や回収先の清掃工場が休みの場合もあるため、気を付けて作業を行う必要があります。
ですので遺品整理にしてもゴミ屋敷を片付けるにしても片付けた荷物を一時的においておく、もしくは順番に処分する処分先の予定も把握してから作業を行わないとせっかく初めても作業スペースがゴミでいっぱいになってしまったり、ゴミ自体を処理できないなどの問題が出てきますのでその点についても理解した上で片付けを行うようにしてもらえると段取りよく部屋の片付けを行うことが可能であると思います。
2.さいたま市のゴミの分別と処理引き入れを受け入れているものと引き受けていないものは?
次にさいたま市のゴミの処理・分別方法についてはさいたま市のゴミの分別のページを参考にするといいと思います。
参考リンク先:さいたま市の家庭ごみの出し方・分別方法
さいたま市のゴミの分別種類の特徴としては可燃ごみに混ぜれるものが明らかな資源ごみや有害ごみを除いてほとんどが可燃ごみに回せる点だと思います。
特にゴミ自体の大きさの定義をクリアできれば袋に入るゴミついては大体持って行ってもらえる点も片付けをしやすい点として挙げられます。
以下は、上記リンク先からの抜粋になります。
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上の表からもわかる通りですが、さいたま市のゴミの処分で一番特筆する部分はゴミの有害処分ゴミにスプレー缶や中身入りのライターなどが含まれる点です。
参考リンク先:さいたま市の有害危険ゴミの出し方・分別方法
ここではライターやスプレー缶などの中身入りで危険性があるものについては「中身あり」と書いた貼り紙をつけることで処理を行ってもらえる点です。
他の市町村ではあまりないのでこの部分についても大量にあり、処理をするには爆発の危険性がある場合、無理して中身を抜き切らずにそのような出し方をするほうが安全に処理もできるので有効に活用することをお勧めします。
また、それ以外のゴミで気を付けてもらいたいのが特定リサイクル商品である テレビ、洗濯機、冷蔵庫、エアコンなどの特定リサイクル商品やパソコン、バイクなどについて、市では回収をおこなっていないと明言されている点です。
ただ、これらについて適正な処分をする場合は家電リサイクル法にのっとった処理方法を選択する方法を検討される必要があると思いますが、リサイクルできるものもあると思いますのでそのような場合については当社のような無料回収業者やそれぞれの専門店などで買取をお願いするものいいかもしれません。
また、この中でもリサイクルなどができず、そのうえ、処理が難しいものなどもあり、受け入れないと記載されているものの例に上がっている以下のものについては産業廃棄物処理業者などを探して処分をすることも検討しておかなければなりません。これらについてはほぼ危険性を考慮され、産業廃棄物と同じ扱いになるのでさいたま市では絶対に引き取りませんので注意してください。
1.爆発や火災の危険があるごみ
(例)消火器、ガスボンベ、石油・ガソリンなどの鉱物性油など
2.有害性のあるごみ
(例)揮発油、農薬、劇薬類、薬品類など
3.破砕処理が困難なごみ
(例)バイクなどのエンジン機械、ピアノ、石うす、鋼材、耐火性金庫、ドラム缶、浴槽、
ワイヤーロープ、太陽ソーラー、油圧式ジャッキ、車の部品、流し台等のステンレス製品など
4.事業活動に伴うごみ
(事務所・販売店・商店・工場などから出るごみ)
5.家屋の解体などに伴うごみ
(例)土砂・コンクリート・ブロック・廃材など
6.市が戸別収集している「粗大ごみ」より大きいごみ
(最大の辺または直径が2メートル以上
特に家が農家などの場合は農薬がたくさん出てくることがまれにあります。
そのような場合は、最寄りの農協などに聞いてもらうことも一つの処理方法としてあるかもしれません。
ただし、処理は同じように産業廃棄物としての処理になりますのでそれなりの処理費用が発生する場合がありますのでその辺についてもいくつかの産業廃棄物業者に聞いてみるのもいいかもしれません。
それ以外でも上記に当たるものが多い場合も事前に処分先を聞いてしまってから処分することをお勧めします。
3.さいたま市の清掃工場に直接ゴミを持ち込み処理をしてもらう方法
上記の家庭ごみをうまく分別したがたくさん出てきてしまった場合についてはゴミの分別後の処理方法について、最寄りの清掃工場に持ち込むといった方法もあります。粗大ごみについても同様に受け入れしてもらえますのでそのような処分方法も検討してもらうのがいいのではないでしょうか?
参考リンク先:さいたま市内のゴミを直接清掃工場にもっていく場合
ちなみにさいたま市内はゴミの直接持ち込みを受け入れている先が4か所あります。
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これらは各区毎に設置されているわけではありませんので最寄りの清掃工場を選んで直接持ち込みをすればかなりの量の場合でも比較的安くゴミを処分することができます。
処理料金についても家庭用のゴミとして自分たちでゴミを持ち込む場合については非常に安くゴミを処分できるのでその点についても考慮しておくと取り纏めたゴミをスムーズに処理することができるのでその当たりについても参考にしておくといいと思います。
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ただし、以下のものについては引き受けをしていますが重量金額ではなく個別料金がかかる点についても気を付けなければなりません。
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4.さいたま市でのごみ処分についてのまとめ
基本的にさいたま市はほかの市町村に比べるとゴミの分別レベルで考えると現状では非常に緩い部分があります。
また、ゴミの分別以外についても危ない危険物をしっかり明記することで処分がしやすいという点についても自分たちでゴミを片付けやすい環境という風にも思えます。
ですのでゴミ屋敷や遺品整理を自分たちで片付けるということについても時間と労力を惜しまなければ自分たちでやること自体は十分に可能ともいえます。
もし、自分たちでさいたま市内でゴミ屋敷や遺品整理などの部屋の片付けを行うつもりがある場合については上記の点を考慮して作業自体をやるかやらないかを判断されるのもいいかもしれません。
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